義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2012年12月1日土曜日

イタリアパレルモ 日伊文化交流演武会

長塚正晃 長塚裕子 馬場久美子 松島優子 高瀬頌平
11/23〜25 イタリア シチリア州パレルモ市での文化交流会に行って参りました。

11/22の21時、無事パレルモ空港の到着。心配された刀の持ち込みも刀のチェックと証明書の確認だけでスムースに税関をパス。空港からホテルまでの案内は「若いピチピチの女性を迎えに行かせる」と山崎さんから聞いていました。全員、税関から待合ロビーに出ると、待っていてくれたのは山崎さん本人でした。なるほど「若くてピチピチだ!?」
チャーターされたタクシーで無事にホテルにチェックイン。無事の到着祝いにホテル近くの「すし屋」に行って乾杯! 甘エビの簾巻きと鉄火巻き・鮭の軍艦イクラ乗せで小腹を満たし、各員気持ちよくベッドイン。

23日(初日)11時、開会のセレモニー ジョゼッペ協会長、ローマの日本大使館から来訪された大使代理の太田一等書記官、パレルモ大学教授ほか地元要人の挨拶。テレビ取材のカメラが回ります。新聞記者のインタビューと写真撮影。1時間ほどの挨拶が終り、引き続きステージ上で茶道のデモンストレーション・・・といくハズでしたが、そこはいつものご愛嬌。協会側の準備が整わず一旦お開き。16時に再開されるまでの間、我々も他の団体も諸準備の追われつつも、有能な義仙会士は空気を読んで、居合の体験コーナーなどを設けて会場の来場者を楽しませていました。
さて再会。ステージは茶道・居合・日本食(おにぎり)・着付け。他に展示コーナーでの広島の被爆地の写真ほかや指圧など。プログラムが大幅に変更になり、多くの来場者の姿が見えなくなりましたが、どこからともなく再び集まり、会場は初日のわりには結構な来場者で埋まりました。

24日(中日)朝9時に会場に到着。10時「茶道」11時「居合術」12時「日本料理(おにぎり)」13時「茶道」(昼食)16時「着物着付け」17時「空手道棒術」17時半「盆踊り」18時「居合術」19時「創作舞踊」・・・昼食は抜け出して、名物「ウニのパスタ」「地魚えびイカのグリル」そしてワイン 美味い! 栄養をつけて体力を回復。

25日(千秋楽)既に馴染みとなった京都のチームのみなさん。地元パレルモっ子に立派な着物を見事に着付けました。そこでプログラムをアレンジして茶道に入り、着物のパレルモ美人にお茶を飲んでいただきました。素晴らしい演出です。さすが義仙会。
・・・・・最終日は会場の隅まで大勢の観客であふれ盛大でした。16時からの部はセレモニーでスタート、全員ステージに登壇。会場の植物園園長に日本からのプレゼントをお渡しし、園長からは文化協会の公式パネルを全員に贈呈して頂きました。  

・・・・・全日を通して、茶道と居合で頑張りました。「たくさんの人に美味しく立てた抹茶を飲んでいただきたい」という長塚裕子の思いに従い、皆でたくさんお茶をたてました。お茶とお菓子に大勢の人が群がりました。ホラ貝の響く中、各会士の居合演武は見事でした。 馬場士・松島士組の気品ある女流剣士二人立ち演武はとても好評でした。高瀬士も難しい組太刀を堂々と演武、会場から喝采を浴びていました。幕間つなぎでは体験コーナーなどをおこない、休む間もなく「ふれあい」を大切に動き回りました。高瀬士は地元スタッフ、当然女性陣に大モテでした。うらやましい〜。新聞にも載りました。テレビのニュースにも出ました。子供番組にも出ました。
最終日の晩餐は豪華なリストランテ。参加者と地元スタッフ、全員で「乾杯〜!」美味いワインに顔がほころびます。美味しい温かいパスタのスープなどなど。
ジョゼッペ会長から賛辞を頂き感謝。再び「乾杯!」別れを惜しみつつ・・・散会しました。

以上<長塚>

【オープニング セレモニー】





【居合演武】























【茶道】











【ジャポネーゼ協会の皆さんと出演者】

photo(c)Andrea Maniscalco



Grazie per il vostro sostegno.