義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2023年11月29日水曜日

令和5年11月26日 全日本田宮流居合道連盟 全体講習会審査会 横須賀諏訪小学校体育館

 全日本田宮流居合術講習審査会


紀英館高橋館長のご尽力により恒例の横須賀諏訪小学校体育館にての開催です。
上席の挨拶のあと講習会。
田宮流居合術十四代の教本から抜粋した要点を受講者全員で稽古。








納刀…鐺(こじり)を下げない、鞘と刀身を合わせた後は鞘と同じ角度で刀身の納刀操作と鞘引き、序破急、
朽木折りなど…
教本の表現は理解しにくい、居合は己がそれを凡そ出来ていないと教えの内容を理解出来ない。
従って些細なことでも師範に質問し教えを願うコトがとても大切である。

14時審査開始、初段1名、四段4名、五段1名の受審。


やって来たこと、やろうとしていること、それぞれが緊張の中で己の成果を演武しました。














稽古を積んで成果が現れている者、まだまだ発展途上の者、残念ながら成果が出しきれなかった者。
審査は合格すれば良いというものではありません。合格に十分な点数で受かる人は稀なのです。
取り分け中段位以上は指導者に自らお願いし教えを頂かねば上達しません。己を空っぽにして指導者に教えを頂くことが肝要と教本にも書かれています。
「居合刀術は四段から」と言われています。
これからも共に昇華成長して参りましょう!



記 / 長塚

2023年11月27日月曜日

令和5年11月21日 田宮流居合術 青少年プラザ

つま先を敵の斬り付け箇所にむける。
①つま先をいつでもどんな状況でもパッと床から持ち上げられる体勢であること
②それは後ろ脚荷重でなければ出来ない
③上半身が起きていなければ後ろ脚荷重にはならないこと
④適切な足の前後幅であること
…など
つま先…身体の部位のたった一つ、たった一つを適切に操作するだけでも相当な稽古と自己の工夫、勉強を強いられる。
一つひとつ、一つひとつ…
地味に身につけていくしかないのである。





長塚 石原 田中 バクチ 佐藤 古山 林 近藤 太田 大西
記 / 長塚



長塚先生のお誕生日を皆でおいしいケーキをいただきながらお祝いしました。
(古山さんも!)
まだまだのんびりはさせませんよ!!(会士一同)
おめでとうございます🎊




2023年11月25日土曜日

令和5年11月16日 田宮流居合術 青少年プラザ

上半身を何が何でも「起こす」、極端に言えば「いつでも垂直に立てる」。
上達の過程では極端に自分を責めるコトも大切である。 
人は掌と腕で刀を鞘から抜くという前への動作をするだけで上半身も連られて前にのめる。
それだけで格が削がれる…
「位の田宮」「美の田宮」、御前仕合で殿様を唸らせた田宮流である。
それを学ぶ我々は心せねばならない。
ただの平武士でなく、上級武士でなければなりません!






長塚 石原 田中 バクチ 佐藤 林 太田 大西
記 / 長塚 

2023年11月16日木曜日

令和5年11月14日 田宮流居合 青少年プラザ

①柄の握り→握り過ぎないこと
②手の内→握りの強弱、解放して手の内を使う
③刀身を振る→スタートは鞭のように手首を使い、斬る瞬間は手首と掌を締めて切先を走らせ、
斬り終わりの動作は位をもって大きく。
④歩法→限りなく正確におこなう。運足の角度、親指付け根を中心とした回転、
甲のセンターを中心とした回転、踵を中心とした回転
⑤上半身を垂直にすること
⑥裏筋を効果的に使うこと
一歩ずつ…一歩ずつ…








長塚 石原 田中 バクチ 佐藤 古山 林 太田 大西
記 /長塚 

令和5年11月7日 田宮流居合 青少年プラザ

柄頭の攻めとは心の中での攻撃、心勢・気勢である。
斬る箇所に向けて直線的に鞘離れする迄刀身を抜くのではない。
斬るための刀身を振込む空間を作って抜ききらねばならない。
除け身での突き構え、柄を握り込んだまま操作するのではなく、
握りを緩めて手の内を有効に利かして頬骨辺りに突き構えをする。
強弱遅速…心勢気勢剣勢…
一歩ずつ

長塚 石原 田中 バクチ 佐藤 林 太田 大西
記 /長塚

2023年11月15日水曜日

令和5年11月3日 森重流砲術日本古武道振興会 明治神宮大会

 

11月3日は武道を奨励した明治天皇生誕の記念日…宮内において古武道、流鏑馬、弓道の奉納演武が 
盛大に行われました。
明治神宮大会は我々森重流砲術にとって火薬使用による実射での演武を奉納できる有り難い機会です。
警察署の許可、明治神宮・日本古武道振興会との打合せも完了…準備は万端!
毎回の位置に陣を設営して鎧と武具を整列。

国内外からのたくさんのお客様…「写真を撮っても良いですか?」 記念の写真を撮られていました。
日本古武道振興会の所属団体として明治神宮の大祭の賑わいに寄与出来ることは喜びです。

先代島津先生の言葉を守り全員甲冑を身に纏います。




今年は演武時間を考慮して発射効率の高い演武を構成しました。
火縄に火を点火

入場!

御祭神に拝礼!
力縄放し!畳備え!…

中筒放し•受け流し!

盾台放し!…

最後は全砲士一斉放し!
一年の無事と感謝を込めての祝砲となりました。
関係各位の皆様、有難うございました。


記 / 長塚

写真提供:加藤綾子