義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2023年9月30日土曜日

令和5年9月29日 吟詠 ほら貝 青少年プラザ

 吟詠…前回はだいぶ節回しに馴染んできた。今回、バクチ士のリクエスト。朱熹の作詞によるご存じ
「少年老い易く学成り難し…」人生も50歳を過ぎて終盤に入ろうとしている、若い頃は多くの夢をみた、
あっという間に時が過ぎて学びは到達していない、
ふっと目を向けると御殿の梧葉(青桐)はすでに秋の姿をしている。
まさに学者であるバクチ士のリクエスト、光陰矢の如し…一瞬を惜しんで学ぶことを忘れてはならない…
参加者、本日の詩、全員合格!

ほら貝稽古、バクチ士  太田士とも随分ほら貝らしい音が出てきました。
ひたすら打ちましょう!
(ほら貝は吹くのではなく打つと言います)

長塚 バクチ 林 太田
記 / 長塚

令和5年9月26日 田宮流居合術 青少年プラザ

先週に続いて甲冑組太刀。
刀を刀で除ける必要はない。
籠手には篠と呼ばれる鉄の防御板が付いているので腕で払えば良い。
胴も腿も脛も同様。刀の刃では斬れない。そのまま斬らせておいてその間にこちらが突きを入れて刺す。
甲冑で戦い動けば動くほど甲冑は防御の用具のみならず攻撃用の武具であると認識する。
弱点はある、言わずと知れた三所攻め…錣(しころ)、脇、内股。
ここら辺を如何に攻めるか。
体術の心得が必要なのは言わずもがなである。

長塚 石原 田中 バクチ 佐藤 古山 林 太田
記 / 長塚 

2023年9月26日火曜日

令和5年9月19日 田宮流居合術 青少年プラザ

田宮流甲冑組太刀の稽古。
田宮流流祖は大坂夏の陣にて徳川の家臣として武功を上げた田宮業正の時代、
戦いは合戦場であり当然に甲冑に身を包んで戦った。
古田宮流の伝承は途絶えたものの水府田宮流や紀州田宮流などの古文書などに
業の想像を可能とする文章が残されている。
甲冑での闘い方、剣術 柔術 砲術 槍術など基本的な技は共通するものが多い。
それ以上は流派ごとの秘伝であろう。
田宮流甲冑組太刀、使えます!

長塚 藤沢 田中 佐藤 太田
記 / 長塚

2023年9月22日金曜日

令和5年9月12日 田宮流居合術 青少年プラザ

 「後ろ足の向き」は「居合腰」と「腰詰め」に直結します。
後ろ足先が外に開いていると腰だけ敵の方向に絞っても軸線が狂い、
膝だけ内に入りガクガクとした軸線となり当然に動きが遅く円滑な体捌きが出来なくなります。 
意図的に半身(はんみ)になる場合でも後ろ足は腰詰めその他攻撃するに効果的な
体捌きのために適切なつま先絞りが必要です。
一挙手一投足ごとに違うものですから適応した効果的な体の使い方を一つひとつ
長い時間をかけて身につけていくしかありません。
頑張りましょう! 


長塚 石原 田中 太田 大西 
記 /長塚

2023年9月20日水曜日

令和5年9月10日 靖国神社古武術奉納演武会

今年も変わることなく靖国神社古武術奉納演武会が迎えられましたことに
関係者の皆々様に心より感謝を申し上げます。
目覚め良し!天気良し! レンタカー良し! 諸具係の作業良し!…
靖国神社に到着!
靖国神社のご担当の瀧本さんはすでに会場の準備に当たられていました。いつも有難うございます。
全員協力の下、全てオンタイム、準備の手際が素晴らしい!
10:50参加者全員の集合写真撮影
11時 正式参拝
12時 各代表登壇にて挨拶

そして奉納演武の開始…
(次第順)

武楽座


田宮流義仙会

田宮流紀英館

武者舞

柳生心眼流


正木会




気楽流戸田流

天神明進流


森重流砲術
今年も安全に納めることが出来ました。皆様のご協力に感謝申し上げます。

16時開始の参加23銘での直会。
会場の片付けに手間取り30分ほど遅刻…   
さぞ喉が干からびることだった思います…スミマセン。
盛大に笑って話して…
靖国神社の御英霊の皆様もきっとご一緒されていたに違いありません。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。


記 / 長塚正晃 
写真 / カメラマン加藤綾子 ※無断転載、コピー禁止