義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2024年5月14日火曜日

令和6年5月9日 田宮流居合術 菅刈住区

 本日は長塚先生不在のため、普段あまり参照することが無かった黒本を読み合わせながら表の技11本を稽古しました。

一つ一つの動きを活字にするとこのようになるのか、と改めて新鮮な思いでした。

ただ、「手の内を使って」という言葉や、「十分な残心」、「腰詰めを正す」、「発止と踏み込む」などの言葉は、日頃から義仙会での指導を受けていないと全く分からないだろうなという印象を持ちました。


活字だと一言で終わる動作でも実際は幾重の動きが一つの動きを作り出していることを改めて認識しました。

 最後に表の技11本を皆で振り、本日の稽古を終えました。

 /石原

2024年5月8日水曜日

令和6年5月5日 日本古武道振興会 京都白峯神宮大会

白峯神宮は蹴鞠・球技・スポーツの神様です。境内にはボールの球体が祭られています。
白峯神宮の御神職と久しぶりに会い久闊を叙しました。


12年振りと言われ時の早さを思い知らされます。
当時の宮司であったお父様にもとても良く接して頂きましたが残念ながら既に他界されたとのことでした。
看板の森重流砲術の写真も12年前のものとのこと、どうりで腰が良く落ちたハリのある構えのはずです。


本日は24番目/27団体の出番。参加者110名。
時間もたっぷりあるので、頂戴した煎茶券で煎茶道方円流の茶人の皆様にて点てて頂いたお茶を
ゆっくりと頂きました。家元とも12年振りの再会でした。




森重流砲術の演武奉納…
指揮官•各砲士とも調和の取れた素晴らしい演武が行えました。
始礼終礼ともいつも通りに御祭神に向きを変えての拝礼にて心より演武を捧げさせて頂きました。


白峯神宮・日本古武道振興会の皆々様には気持ち良く清々しく今日の一日を過ごさせて頂き感謝に絶えません。
有難うございました。







記 / 長塚

令和6年5月4日 日本古武道振興会 京都下鴨神社大会


下鴨神社は最も古いとされている神社の一つ、葵の神紋を徳川家に許可した神社です。
森重流砲術にて参加して参りました。
有名な神社かつ連休とあって参拝者で溢れていましたが、なんと本殿への入場制限をおこない
一般参拝者を規制して我々の日本古武道振興会の神事が執り行われました。
代表役員の胸には葵の葉が付けられています。
祝詞奏上・神事が終わり演武の開始。
森重流砲術は12番目の演武。
本殿の正面、舞殿(まいどの)での演武です。
舞殿は葵祭のとき勅使が御祭文を奏上され東遊が奉納されます。
また御所が災害にあわれたときは臨時の内侍所と定められている重要文化財であります。

神前礼
畳備え(膝台放し 中放し 立ち放し)


箙放し


武者台放し


沼撃ちの事



天地人の形
神前礼


途中で采配の房が飛んでしまう出来事もさり気なくクリア!

参加19団体189名の演武奉納が納め終わり参集殿にて直会。
葵の神紋がデザインされたかわらけで御神酒拝戴、特製弁当も振舞われました。
各団体の代表が順番に挨拶。
和やかな直会も幕を閉じ、恒例の一本締め!


名刹 下鴨神社での古武術演武大会がお開きとなりました。


夜には、別の居合道大会で京都に来られていた西村先生とその弟弟子の方に宮川町界隈をご案内いただき
楽しい語らいとともに京料理を堪能させていただきました。大変ありがとうございました。




そこからは今回の京都大会参加者4名で川床のあるバーへ。まさに京都を満喫の夜となりました。




記 / 長塚