義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2016年6月23日木曜日

6月21日 居合稽古

少年組と低段組は所先生、上段組は長塚にての稽古。
少年組は礼法と基本技をゆっくりと丁寧に技をおこないました。
同じことを繰り返すことは少年にとって忍耐となります。
そして忍耐力が身に付いていきます。

上段組は、各人の弱点を集中して稽古しました。
「弱点となる原因は一つ前の動きにある。」
例えば、稲妻の真向斬り下ろし。
相手の頭の様に斬るポイントが高い位置であるとき、上段の構えが低いと振っている最中に
刀身を高い位置にしようとして肘を絞り腕を伸ばして柄手を高くしようとする動きが入ってしまいます。
「修正すべきポイントの前の動き(原因)」となると「上段の構え」です。
この上段の構えが低いことも原因の一つであると思われます。
上段に構えた時の柄手の位置を意識して高めると良いでしょう。

斬る位置をしっかりと理解し、目は漠として見つめ、強い意識を持って、
柔軟に身体を操作して斬り付けることが大事です。
奥儀への入り口…頑張りましょう!


所、石原、馬場、藤沢、北田、佐藤、直太朗、ゆうき
記/長塚









2016年6月20日月曜日

6月12日 府中流鏑馬

早朝からの準備、本当にご苦労様でした。
全員、鎧兜と直垂の姿で伊勢丹デパート内でのデモンストレーション、そして伊勢丹外
フォーリス前で多くのお客様と武者との記念撮影会。
子供達に大人気でした。











12時、義仙会による田宮流居合術と甲冑組太刀の開始。
たくさんのお客様にご覧頂きました。有難うございました。









演武の披露の後は、間髪おかず大国魂神社に向かい、時代行列の配置の役割をおこないました。
騎乗した高野府中市長をはじめとする府中市関係者、地元幼稚園児75名による甲冑隊、戸山流抜刀隊(誠斬会)、戸山流馬上武芸隊、田宮流兵法隊(義仙会)、鷹匠隊、典雅着物隊、ボーイスカウト隊が整然かつ華やかに列をなしました。
鷹匠隊による放鷹の演武、戸山流抜刀隊による真剣斬り演武、そして流鏑馬の演武奉納と続きました。


 前日から整備した走路は年々快適に仕上がり、緊張の中に流鏑馬に集中した射手達により重厚な演武奉納が出来ました。(優勝 籏谷  二位 天野  三位 長塚)
久し振りの三位入賞、有難うございました。









上薮プロデューサーと関係者の皆様、そしてたくさんの一般のお客様にご来場頂き、お陰様で府中市の景気向上に貢献できた佳き一日となりました。
青空の下、たっぷりと汗を吸った鎧を解いて、ホッとため息、心地良い空気に包まれました。


陰徳積善…恩返しと感謝の一日に幕を下ろしました。


長塚、石原、二村、馬場、藤沢、田中、佐藤、森田直太朗
記/長塚