義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2024年11月18日月曜日

令和6年11月4日 町田時代祭り 森重流砲術 町田芹が谷公園

 朝8時前、町田市芹が谷公園の火縄銃監視隊と浄運寺支度隊に分かれてそれぞれの役割を決行。
その後総員芹が谷公園に集合し現場にて演武の下浚いをおこない動き方と配置位置の確認を実施、
わずかな時間ではあれ各隊員真剣にイメージを焼き付けていました。
再び持ち場に戻り、町田市長をはじめとする時代行列参加者に装束の着付け、
弓馬隊にて重鎮の騎乗を確認して行列を設え、予定の11時に陣貝と太鼓をもって「出陣!」の発声。
時代装束に身を包んだ武者達100名が動き出しました。







1時間の後、センターステージである芹が谷公園に到着、


アナウンサーの紹介の中それぞれが堂々と行進しました。


主催者•参加者の紹介セレモニーの後、演武の開始。

はじめに森重流砲術と田宮流居合術太刀態三種甲冑剣術・・・
昨日の明治神宮大会に続いての演武、各隊士は長さ約60mの戦陣に間隔良く配置し
見事な攻撃を仕掛けて勝利を納めました。






砲術は然り、入り身の形、太刀態三種と甲冑剣術・・・ 実戦さながらの勇壮な演武に観客の皆様から大きな拍手を頂戴しました。




続く古伝柔術柳生心眼流の演武の間に甲冑を落とし流鏑馬諸役を行なうために直垂装束に着替えました。
戸山流弓馬会と共に天長地久の儀•馬場改め•奉行役と備え•的役•凱陣の式・・・  一連の流鏑馬行事を滞りなく納めました。



今年はたくさんの稽古時間を下浚いに割いたことで精度の高い演武を披露することが出来、
充実感に満ちた気持ちで心地よく会場を去りました。

記 / 長塚
写真提供:加藤綾子