名勝目黒川の桜も満開の盛りを少し過ぎ花びらを散らし始めました。
稽古場の窓越しに見える桜から稽古場に気を向け稽古の開始です。
二村会士が単身赴任の仙台から東京に研修に来ており稽古に参加しました。
二村士と同業の木村さん夫妻と松尾さんの3名が見学と体験をされました。「刀」は現代でも比較的メディアなどを通じて目にします。いざ扱ってみると結構難しいことにお気づきいただければ体験の価値有りです。 一人でも多くの人に古の日本を体験していただくことは我ら義仙会の目的であります。
本日は、山ほどある技のポイントのうち、1〜5本の大きな注意点を稽古しました。
体勢・腰の向き・肩の引き開き・血振り(血開き)・納刀など・・・
瞬間的な身体の動きの中で「体躯の部分を一つひとつ正確に意識して動かす」ことは到達し得ない遠い道のりでもあります。
それ故に一つでも多く体現出来るよう努めていきたいものです。 歴史を伝えていく者の責務として。
全員、休むことなく稽古に集中し大汗をかきました。
・・・稽古終了後、名物の目黒川の「花筏(はないかだ)」を愛でに川沿いに。 川面が花びらで真ピンクです。
膨大な量の花びらが川面を埋め尽くします。 絶景絶景! 買い込んだ缶ビールを片手に日本の景色を満喫しました。