義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2024年3月16日土曜日

令和6年3月14日 田宮流居合術 菅刈住区

 1、柄手…握りの復習。先ずは正しい握り方があって、次に指や手のひらなどの力の入れ方を正しいものにすること。
よく言われる「握った気のしない握り」とも表現されます。



2、鞘離れ…鞘と刀身の抜き出し。
刀身が鞘から離れるまで鞘と刀身が一直線であること。鞘の鯉口でV字になってはならない。そのためには左手左腕でしっかりと鞘引きすること。刀身の抜き、鞘の引き、いずれも正しくおこなうことが正しい脱刀となります。


正しいとはなに?  次回に質問して下さい。


長塚 田中 佐藤 林 太田
記 / 長塚

2024年3月6日水曜日

令和6年3月5日 田宮流居合術 菅刈住区

 除け身の形での片手斬り付け。



斬り付ける個所と斬り納め、これは両手で斬るといういつもの理屈と同じ。
例えば除け身の形では顔面への斬り付け個所は敵の右頭上で斬り納めは顎の先端。
斬り付けるまで切先を走らせ(手首の動き)、斬り付けた時に掌が締まり斬り手となっていることが重要です。
除け身の形での顔面斬り付けは斬る長さが20〜30cmであることと片手斬り付けであるため
斬りつけた時から顎の先端まで斬り手の強いグリップのまま斬り終えることで良いです。
もっと奥を詰めるのであれば右顔面頭上で斬り手そして顎の先端を辺りでの斬り納めが
この僅かな時間と動作の中でおこなわれたらベストです。
ポイントは除けた後で頭上上段に構えた時に正確に掌に柄が収まっていること。
その後、手首をかなり早めに使って切先を走らせ迅速に斬り手とすること。
その後に敵の右顔面頭上に打ち込むこと。
打ち込んで顎まで斬ったら直ぐに斬り納めること。それぞれをワンテンポ早くおこなうと
上手くいきます。
僅かな操作動作にも理にかなった起承転結があります。






長塚 石原 佐藤 林 近藤 太田
記 / 長塚