我々義仙会の活動の場である目黒。
その目黒にある大鳥神社は目黒区で最も古い神社です。
社伝によれば平安時代の大同元年(806年)に社殿が造営されたと伝えられ、1,200年以上の歴史を有する由緒ある古社です。
また、江戸図として最も古いとされる『長禄江戸図』には大鳥神社が「鳥明神」として記されています。この図に記された社は九社のみで、大鳥神社は「江戸九社」の一つに数えられています。
神社の言い伝えによると、日本武尊が東征の折にこの地へ立ち寄り、東夷平定と部下の目の病の治癒を祈願したところその願いが成就したと伝えられています。この由緒から「目黒の祈願所」とも呼ばれています。
毎年11月に開かれる「酉の市」は、江戸時代の天保6年(1835年)から続くとされ商売繁盛や開運を願う多くの参拝客で現在も賑わいます。
そんな素晴らしい神社の例大祭に、境内にある能楽堂にて我々は毎年奉納演武をさせていただいています。
今回、林は演武には参加せず撮影役としてサポートしました。
たまにはこうして外から演武を見ることも良い経験になったと思っています。
長塚会長の教えでもある「本番は戦」。
その機を見定め、応変する。
いつもとは違う場所。天井の高さ、広さ、床の硬さ、そして能楽堂への配慮。
いつもとは違う装束。この日は直垂の者、黒紋付袴の者などそれぞれ異なる装束で演武に臨みます。
そして何よりも人の目があります。
どれほど稽古を重ねていてもいざ演武場に出て人の目にさらされれば緊張もすれば高揚もします。その心をいかにコントロールしていくか。それもまた実戦に生かされるものだと思います。
冷静すぎてもいけない。
しかしどこかに冷めた部分も必要である。
そして一発勝負。そこには気負いも生じます。
難しいですね。
そんな場でいかに日頃の稽古の成果を出せるか。
結局のところやはり稽古しかないのです。
マッスルメモリー!
外から見ていてやはり長塚会長の演武には迫力がありました。
場を制する迫力です。
技の正確さはもちろん大切です。しかし、技に勢いがなくては居合のなんたるかは現れてこない。
かといって勢いだけに傾けば正確さを欠いてしまう。
その両方をどう高めていくのか。
こうした演武の機会を一つひとつ自分の技の向上へと繋げていきたいですね。
記 / 林














































































