義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2024年6月26日水曜日

令和6年6月25日 田宮流居合術 中目黒青少年プラザ

 同じ運動距離における運動時間の配分…  序破急の組み立て方の工夫…そこに速と強が生まれる。
序の時に目付けと心付けで落ち着いた攻撃性を心中に予見する。攻める静かな心を整える、一気に抜くがその気になるとガクッとなるのであくまで気張り過ぎずその中でのMAXを自分の中に設定する。
全ての動きに強張りを減らし如何に滑らかに強く斬ったり動いたり納めたり出来るか…
永遠のテーマである。


長塚 石原 林 太田 大西
記 / 長塚

2024年6月24日月曜日

令和6年6月20日 田宮流居合術 中目黒青少年プラザ

 「正速強威」…正しい形が出来てきたら速さと強さを求める段階に入る。
例えば上段から斬り付け箇所までの間が一本目稲妻の様に敵の右肘であったり真っ向上段斬りの頭である場合はかなり近距離である。
上段の構えのスタート位置が0なら右肘や頭という斬り付け箇所であるゴールの位置は100となる。刀身の短い移動距離において一気に刀身に速さと強さを与える。
移動距離と時間(速さ)の関係性。
エネルギーを0から100にする距離(軸)と時間(軸)によって強さパワーが生まれる(発揮される)。
短い時間と短い距離という条件においては急激な動きで斬り付けに入らねばならないがその短い時間の中で如何にブレずに円滑な動きで正確に狙った箇所に強く斬り付けるか。強すぎると刀身がブレて正確さを欠く。しかし一気に斬り付けねば速さ強さは出ない。短い距離と時間の中で序破急をおこなえる技量を磨いていくのが上級者の修練である。そして錬磨を重ねて心中に「威」が生まれる。
上級者は形はほぼほぼ正しくなって来ているので、自分で急緩遅速強弱を自己鍛錬し稽古場において「どうでしょうか?」と師範に観て頂くことで進歩していく。
教えてもらうのではなく自ら教えを頂きにいくものである。
精進しましょう!





長塚 藤沢 田中 佐藤 林 近藤 太田
記 /長塚

2024年6月13日木曜日

令和6年6月11日 田宮流居合術 中目黒青少年プラザ

修正点の指摘と修正を稽古…
「納刀時の自分で気付かない右腕の突っ張り」…  これは気張りと決めポーズの癖によって起こるのではないか、もちろん意識さえすれば難しい修正ではない。納刀は気を収束させて(気を落ち着かせる)いつでも反撃が出来るよう残心の気をもって納刀を終えることが肝要で、そのため息を僅かに吐きつつ肩の力を抜きつつ腕を畳み身体は柔らかく気は強く敵と周囲に気を配り身体を真っ直ぐにして刀を納めるのである。
柄の握り手の角度なども工夫し修正せねばならない。これも正しい居合のための微と細なる部分の一つ。
一つひとつの身体の律が正しければ腕を突っ張って納刀を終えることなどは出来ないはずなのである。
一点一点一ヶ所一ヶ所地味に正しくしていくことが肝要であるから指摘を受けた箇所は直ぐに稽古して身に付けないと次の稽古時にまた正しいとは言い切れない納刀をすることになってしまう。
「努力は他人の為ならず」…上格の技者となるために!





長塚 石原 藤沢 田中 古山 林 太田 大西
記 / 長塚

2024年6月12日水曜日

令和6年6月4日 田宮流居合術 中目黒青少年プラザ

 本日は長塚先生ご不在の為皆で自主稽古です。
それぞれの疑問点、うまくいかない箇所などを出し合い
皆でディスカッションしながら進めました。




石原 田中 佐藤 林 太田
記 / 林

2024年6月2日日曜日

令和6年6月1日 午前:ほら貝 詩吟 午後:茶道 中目黒青少年プラザ

詩吟…中村寅太郎作「舟由良港に入る」


幕末土佐の志士27歳で戦死 寺田屋事件に関わる 志しを達するため故郷家族と惜別し瀬戸内海を渡る…  
漢詩のほとんどは心中の決断 思い を綴る  人の覚悟には重いものがあります。



茶道…目黒区東山の雅庵のお菓子



今日から初夏をイメージした作品が並んでいました。
枇杷の中には種を模した小豆が…丁寧さに感服!



古山士…茶人であり陶芸家であり華道家もちろん剣士。
自らの陶芸作品が展示会で高値で売れたとのこと。おめでとうございます。
ちなみに売れたお金は全額寄付とのこと。粋人の点ててくれた茶はさすがに美味い!


長塚 古山 林 太田
記 / 長塚