義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

「義仙会」は文武両道の武士道精神を現代において育成し、国際社会に通用する日本人となることを目指す会です。 武(田宮流居合)文(裏千家茶道)・火縄銃砲術・甲冑武術・着物着付け・法螺貝吹奏・国際交流など和の心得や活動に興味のある方、入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2021年12月24日金曜日

令和3年12月23日 火縄銃森重流砲術稽古 江古田道場

令和三年、砲術最終稽古。
定めの通り、基本七箇条をおこない体を馴染ませた後、二段の形、三段の形…
自然に体を動かすには数多く形を振り稽古を繰り返す…砲術に限らず。


射撃場での実射稽古では各砲士がテーマに沿って手順を踏みながら火薬を取り扱い、的への放し、形での放しを修練しました。
しかしながら、コロナ禍により今年は靖国神社(9月)、町田時代まつり(10月)、明治神宮大会(11月)…と火薬を使用しての演武奉納が叶いませんでした。
こんな時ほどしっかりと稽古を積んでいつでも機に備えなければなりません。
砲士の皆様、今年も一年間お疲れ様でした。
来年令和四年はコロナ禍が収まり、以前のように祭事が行われるよう期待しましょう!

長塚 設楽 石原 佐藤 林 藤沢
記 / 長塚 

2021年12月23日木曜日

令和3年12月21日 居合剣術稽古 中目黒青少年プラザ

 令和三年の居合剣術最終稽古。
道場神へ日々の御加護を感謝し全員で真の礼を行いました。
田宮流居合、撃剣、太刀態、木刀撃ち込み…  剣技の各ジャンルをお浚いしました。
撃剣を久しぶりにおこない、息が切れて身体が動かなくなるほどに打ち合い気持ちの良い汗をかきました。
この一年コロナ禍で稽古場所の確保などに難儀しましたが、悪い環境に屈することなく、
いま何をやれるかを考え、ルールを守って稽古と活動を行なってきました。
そのご褒美に、2020オリンピックパラリンピックの公式応援(装束  騎射弓術他)イベント(8月)へ出演.
そしてオペラ和コンサート敦盛と直実(12月)へ出演させて頂き、とても大きな催事への参加で会士が新たな経験を積ませて頂きました。  感謝です。
また、戸山流弓馬会弓術部が発足したことに伴い義仙会士も4名加盟させて頂き弓術の活動も加わりました。
これからも臨機応変、機に臨み変に応じて活動をおこなって参ります。
やめるのは簡単、やめることなく工夫と知恵で乗り越えて行きましょう!
皆様、1年間お疲れ様でした。


長塚 藤沢 佐藤 古山 林 近藤 稲上
記 / 長塚

2021年12月17日金曜日

令和3年12月16日 田宮流居合術稽古 中目黒青少年プラザ

本日は先週に引き続き太刀態の稽古を行いました。
解説書をひもときながら、一つ一つの動きを確認しつつ、臨場感のある形にするにはどう動いたら良いのか、
皆で確認し意見を出し合いながらの稽古でした。
前回の誤りにも気付き修正する事も出来ました。
大変有意義な稽古となりました。




石原 藤沢 古山 林 太田 稲上
記 / 石原

2021年12月16日木曜日

令和3年12月8日 田宮流居合術太刀態 中目黒青少年プラザ

 オペラ和コンサート(12/2)では太刀の斬り結びは試合同様に斬り合いました。
斬り結びの稽古をたくさんおこなえたこと、打ち身と出血を伴って分かったことがたくさんありました。
古の戦場には指がたくさん落ちていたというわけも。
今さらではありますが、刀は実際に斬り合うことが大切です。
… …ということで、田宮流居合術の太刀態を稽古。
主太刀と受太刀で組み太刀の形。
時の間、場(距離)の間、両者の力のかけ具合、気の合わせるタイミング…
おこなう動作はシンプルなものではありますが、一つひとつを完成に近づけるには心と体の動きを深く学び身につけねばなりません。
初めは丁寧に、そして練れたら…  激烈に行えるよう…
律を外すことなく本物に近づきましょう!

長塚 石原 田中 佐藤 林 太田
記 / 長塚

令和3年12月5日 田宮流居合術審査会 中目黒青少年プラザ

 田宮流居合術昇段審査の開催。
全日本田宮流居合道連盟に所属の元心館芝田館長、紀英館高橋館長にご参加頂き、
各道場からの受審者が参加されました。
開式 
講習会 
自主稽古 

審査会
受審者の緊張感で室内が凛とした空気に包まれます。
各審査員を前に受審の演武。
一級 
初段
三段 
五段

審査終了。
…  審査結果会議の後、合格発表。
見事に全員合格でした。
閉式の芝田館長の言葉。
「昇段の後、粛々と稽古をして技を磨き上げていくことを強く期待する」…取得した段位はその段位の入口に立ったばかり。
稽古を続け己を磨いていきましょう!
おめでとうございました!


記 / 長塚

2021年12月11日土曜日

令和3年12月2日 オペラ和コンサート<生きる>「敦盛と直実」出演

著名なオペラ歌手、ME音の青柳素晴さん江口二美さんからオペラ和コンサートの出演依頼が飛び込んだ。
義仙会は、もとより広く武家文化を学び自身が習得することで後世に継承することを目的として活動する会である。
後先も考えず、即二つ返事、喜んでお受けした。
(公演フライヤー)

義仙会目黒藩邸にて、歌手敦盛役の青柳さんと二美さん、演出家の三浦さん、武者 敦盛役の林、
武者 直実役の長塚の5名で初の顔合わせとミーティング。 交えた談笑が気合を芽生えさせやる気が馳せた。

源平時代の「平敦盛と熊谷直実(後に僧侶の蓮生)」をテーマとした曲に合わせて演じることとなった。
さて何を演じるか。
義仙会は刀をはじめ、各伝統武術や茶道、和装着付けを修練するが、殺陣の集団ではない。
ならば小細工はせずに正面から武術を演じようと。

演出家さんからおこなうべく演技の指示は一切なく、歓談の中、一ノ谷の合戦、須磨の海岸での名場面などについて温かい雰囲気の中楽しく話し合った。
(演出家 三浦安浩氏に実際に武具に触れてイメージを膨らませていただきました。江口さん撮影)

後日のリハーサルまで演じる内容については何らの指示もなかったが、源平時代の合戦の模様と須磨の海岸での敦盛・直実の名場面が頭の中をよぎっていた。

(青柳江口夫妻とバリトン歌手の久保田さんとの衣装合わせのあとの懇親会)


源平時代の合戦といえば弓馬での戦い、一騎打ちの戦。弓は欠かせない。
折しも2020オリンピックパラリンピックの公式応援メッセージを日比谷野外大音楽堂にて収録(8/1)するため義仙会士は戸山流弓馬会 籏谷会長と榊師範の指導の下で弓術の心得を授かった。
弓合戦の場面をおこなおう!
そして可能ならステージで矢を射ろう!
本番中の舞台で矢を実射することは、機材を破壊するリスクがあるため全国でも初の試みかも知れない…
…ならばなおさら。
(演出家、舞台監督、音響照明などの制作スタッフ陣の前で舞台を想定し実際に矢を射ってみる)

義仙会のテーマは可能な限り時代を忠実に再現すること。着用する甲冑は甲冑師の手による重量のある現代甲冑である。大鎧を纏って稽古、リハーサルそして本番に臨んだ。
(全員真剣に演出家の話を聞いています)
(春雨寺ホールでの稽古。熱のこもった稽古が続きました)
(1幕2幕通し稽古)
(我々は毎回甲冑完装で稽古に臨みました)
(いつも大所帯)
(どの瞬間も全力で。稽古終わりはいつも疲弊していました)

合戦の場面では真剣同様の大きさと重量の金属刀で斬り合うことにした。
我々は殺陣の集団ではない。
斬り合いながら無言で立ち位置の誘導をおこなうため、時折太刀が手をかすめ血が滲んだ。
息が切れて汗が吹き出る。そこからが実際感が出はじめて斬り合いの真骨頂となる。斬り合いは命のやり取り、精神的にも肉体的にも重たいものがある。
太刀を合わせる度に全員タイミングの見極めが冴え、腕や体の使い方が良くなっている。
曲と歌、オペラに馴染むよう何度も何度も聴いて演武の戸惑いを一つひとつ減らしていった。

(本番当日、快晴の練馬文化センター)
そして本番…  舞台の入り直前、母衣の着付け役がいない!…など凍りついたその瞬間、神が降りて来て助けてくれた。
全心全力で臨んできたご褒美であろうか。
本番の舞台は今までで一番の出来であった。
人生は短い、やれることは限られている。異なるジャンルの世界との交わりで得るコトは大きい…  
抱えきれないほどの成長のための光の粒が体に染み込みフィナーレを迎えた。
(終演後楽屋にて)

記 / 長塚 


本番での舞台写真は、また後日掲載させていただきます。
お楽しみに!

この後は、本番当日の楽屋風景など
今回和装の衣裳も担当していましたので、我々の楽屋は衣裳部屋でもありました
運び込まれた甲冑たち
本番当日も細かな調整は続きました
歌手の方たちへ着付けをしたり、自分たちも着付けたりとにわかに忙しくなってきました
鎧完装でもお裁縫
長塚会長による、主役敦盛の髷結い
長塚会長もメイク
そろそろ本番