義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2022年1月28日金曜日

令和4年1月27日 森重流砲術 江古田道場

人は体を動かす時、一般人は無意識に体の動くままに任せます。
武芸者は手先やツマ先の関節一つを動かすことに理を追求し、理に沿って動かし、
正確な結果を得るよう修行をします。
的を狙う…ツマ先、膝、腰、下半身、上半身、首、目付け…一つひとつを正確に。
自分ではやっている…つもり…見て頂いて素直に直す…積み重なって…そして上達する。
砲術も刀術も仕事も何事もみな同じです。一緒に頑張りましょう!

長塚 設楽 石原 佐藤 林
記 / 長塚 

2022年1月26日水曜日

令和4年1月25日 田宮流居合稽古 中目黒青少年プラザ

初心の者がおこなう稽古として、形の動きを覚える…皆と共に形を動く稽古がおこなえる。
刀の基本操作を修練する… 刀の操作と動作を覚え流派共通の基本に精通する。
技術浅かりし時は、基本操作を修練すべきではあるが、
地味な稽古内容となるため形稽古と共に覚え変化をつけることは必要である。
技術の中盤者は過去に教えを授かったことを忘れていることが多い。
体軸を整えるために、背骨と後頭部を真っ直ぐにすること。
その姿勢を保ったまま刀を鞘から抜いたり入れたりするにはどうすれば良いか。
自問し自答し…試行錯誤して鞘の最後の一引きにあることに気付く。
気付くまで何年もかかるが、教えて貰えば1分でゴールとなる。
自分に苦悶してたくさんの壁を乗り越え続ける…それは人生そのもの。
教えて頂くという近道を授かったなら、必ず身に付ける気概を持って稽古をおこなう。
それが師匠や導いてくれた人への礼儀となり、社会に身を置く一人の人として
衆目の規範となる。
共に生き様を大切に人生を歩んで行きましょう!

長塚  石原  藤沢  佐藤  林  近藤  稲上
記 / 長塚

2022年1月25日火曜日

令和4年1月22日 弓と流鏑馬諸役稽古 綾瀬乗馬

 弓術と流鏑馬諸役稽古に参加、義仙会は新年初稽古です。
腰の矢を探って番て射る…たくさん射って体を慣らしました。
姿勢を美しく保ち実理を一致させ…お陰様で良い稽古が出来ました。
林弓士は風雅号、奈良から来た友人のKさんは剣宝号に騎乗させて頂きました。
200年前の正真の和鞍。
和鞍を付けた馬に乗ることは流鏑馬などに関わずしては機会がありません。有難うございました。
籏谷会長、榊師範そして皆さま、本年も宜しくお願い致します

長塚 林
記 / 長塚

2022年1月21日金曜日

令和4年1月20日 田宮流居合稽古 中目黒青少年プラザ

素振り…構えから刀を振込み、左柄手で正中線辺りにて一瞬かべを作り刀身に勢いを付けて走らせる、斬り終えたら刀身の動きに従いつつ、後にしっかりと止める。
刃筋の正確な操作のために、袈裟斬り  逆袈裟斬りなど様々な斬り方で刀の構え、握り、身体の使い方が異なることを踏まえて、柄を常に強く握りっぱなしでなく一瞬の操作の中で握りの強弱を意識すること。ゆとりを持って構えること。
柄外し(表之巻六本目) …我と敵の動きを理解して形の稽古をおこなうこと。
体術の要素の多いこの技は実理を一致させておこなわねばなりません。
太刀態脇差之形第二… 「はり留める」は原書の「彼れの打った太刀を半ばにて軽く打ちさま留むる」の「留める」を訳した表現。
留め形は多種ありますが、ここでは習い(稽古)の通りとして行います。
一つひとつの積み重ね、習い漏れのないよう出来るだけ稽古に参加しましょう!

長塚 石原 藤沢 田中 古山 林 太田
記 / 長塚

2022年1月18日火曜日

令和4年1月15日 ゴザ巻き斬り稽古 目黒藩邸

本日は初斬り稽古。
暖かな日和、斬り場が屋外のため暖かさはご褒美です。 
各剣士、自前の名刀を腰に帯て壮観です。
太田剣士は新規に購入した大切先の大刀、初斬りとなりました。
全員、感覚を取り戻しつつ刃筋を正確にすべく気を込めて斬りました。

14時、長谷川講師が来場。
ご教授を賜りました。
「正確な構え」
「斬ったら止めて確認」「前に屈まず、伸び上がらずに」云々…勉強になります。
最後に長谷川講師の模範演武。
お見事!
感嘆のため息の中、斬り稽古を終えました。

長塚 今野 藤沢 林 太田
長谷川講師
記 / 長塚

2022年1月12日水曜日

令和4年1月11日 田宮流居合剣術稽古 中目黒青少年プラザ

 令和四年、新たな年の初の居合剣術稽古。
神に神前礼、刀に刀礼…基本の五形…そして刀礼、神前終礼。
今年の稽古が剣士の皆さんにとって意義と実りあるものであります様に。
今年の居合の基本テーマは「目付け」「斬り付け」。目の使い方、視線の移動、斬り付け箇所の見方、それらに基づく斬り付け、刀の抜き方などを解説しました。
そして、奥技を開帳。
数十年かけてたどり着いた奥伝秘伝の奥技を授けました。
奥技を授かるにはもっともっと技のベースが出来上がっていなければなりません…  …  …が、奥伝秘伝の奥技の操作で基本の動作操作のクオリティが上がるのも確か。
奥技を聞いて納得しても意味はありません、稽古を積んでこれらを演武で体現出来るよう己を鍛え頑張りましょう。決して醜い知ったかぶりをしてはなりません。
今年も一年、共に楽しく豊かに実りある活動をして参りましょう!


長塚 藤沢 佐藤 古山 林 太田 稲上
記 / 長塚

2022年1月11日火曜日

令和4年1月10日 火縄銃森重流砲術実射稽古 ニッコー栃木射撃場

令和4年の砲術初稽古。
今年の砲術初稽古は、射撃場での実射稽古となりました。
鉛の弾は銃身の口径が一人ひとり異なるため全て手作りです。
江戸時代の鋳型を使って作ります。
各砲士、的を狙って放します。
銃の特徴を読んで狙うことが肝要です。
形の実射稽古は空砲でおこないます。
基本七箇条…居放し 諸折り放し 膝台放し 逆膝放し 中放し 立放し 腰放し 箙放し 城上放し 伏せ放し  での形撃ちをおこないました。
二段之形 三段之形  四段之形…短筒之形…
火薬と弾を突き込み、口薬を入れ、火縄を着けて構える、火蓋を切る、狙って放つ…この動作を繰り返し体に植え付けました。
寒中といえど、あっという間に正午となり稽古は終了。
良い稽古ができました。
今年は砲術の奉納がおこなえますよう心から祈るばかりです。



長塚 設楽 石原 佐藤 林
記 / 長塚