素振り…構えから刀を振込み、左柄手で正中線辺りにて一瞬かべを作り刀身に勢いを付けて走らせる、斬り終えたら刀身の動きに従いつつ、後にしっかりと止める。
刃筋の正確な操作のために、袈裟斬り 逆袈裟斬りなど様々な斬り方で刀の構え、握り、身体の使い方が異なることを踏まえて、柄を常に強く握りっぱなしでなく一瞬の操作の中で握りの強弱を意識すること。ゆとりを持って構えること。
柄外し(表之巻六本目) …我と敵の動きを理解して形の稽古をおこなうこと。
体術の要素の多いこの技は実理を一致させておこなわねばなりません。
太刀態脇差之形第二… 「はり留める」は原書の「彼れの打った太刀を半ばにて軽く打ちさま留むる」の「留める」を訳した表現。
留め形は多種ありますが、ここでは習い(稽古)の通りとして行います。
一つひとつの積み重ね、習い漏れのないよう出来るだけ稽古に参加しましょう!
長塚 石原 藤沢 田中 古山 林 太田
記 / 長塚