今日は義仙会「梅と龍」逍遥の日、楽しそうな一日のはじまりです。
急な階段を上って広い境内へ。
日蓮宗『長栄山本門寺』 堂々たる本堂、聳え立つ五重之塔、そしてプロレスラー力道山のお墓が有名です。 何とはなしに力道山のお墓に引っ張られるように足が勝手に導かれます。
武を志す我々を同志と感じて頂き「俺の墓に参れ!」とばかりに誘われます。
お墓の正面左には立派な力道山のブロンズの彫刻。たくましい!
長塚は小学校1年のときに、この右腕にぶら下がって50メートルほど歩いてもらいました。
嬉しかった思い出が頭をよぎります。
感謝!
たくさんの立派なお墓を拝見させて頂き勝手なことを言いながら本堂へ。
先ずは手水(てみず)で清めます。20歳の高瀬君に「手水の作法」を教授、儀式の作法は身に付けておかねばなりません。 各人、思い思いにお祈りし、お賽銭を納めました。
山を下って「池上梅林」。 数百本の手入れの行き届いた梅の木が整然を並んでいます。 寒い日続きなので花にはチョット早いかなぁ、と気にしていましたが、案の定まだ2分咲き。
鶯に似た梅の花に来るメジロの姿もありません。 それではと園内の「茶室」の見学。
造詣の深い趣のある茶室に身を沈め、記念写真。
人気店なので早目に入店。バッチリ席がとれました。
こちらも昭和初期の建物で最高です。
先ずは「ビール」「熱燗」「モツ煮込み」「おでん」「みそ田楽」「カレーうどん」「そば」「カレーライス」「牛丼」をバリバリ注文し、皆でシェアして頂きました。
どれも美味しい! 懐かしい薄黄色のカレー、子供の時のカレーです。
ソバ屋は大好きだけどソバはあんまり好きじゃない(誰?)
この店のお孫さんの詩織ちゃん、注文を丁寧にとってくれました。お習字もスゴク上手。
美しく綺麗な毛筆です。
今野副会長は用事有りで、池上駅で涙のお別れです。 半日ご参加いただき有難うございました。
午後は世田谷区内の「静嘉堂美術館」、深閑とした森の中にたたずむ瀟洒な岩崎弥太郎男爵の美術館です。
13:30からの江戸期新刀の講演会に滑り込みセーフ、しばしお勉強。ためになりました。
国宝と国宝級の刀がたくさん展示してあり、もれるはタメ息ばかりです。 この刀で斬ってみたい!(誰を??)
すると「もしもし!」と袴姿の粋な日本男児に声を掛けられました。
・・・靖国神社や町田時代まつりでご一緒に活動した武舞の武楽堂の源光士郎さんでした。
偶然の出会い。一緒に記念写真を撮りました。今年もよろしくお願いします。
あっと言う間に15:30、17時に山田さん夫妻と新宿で合流の予定です。 小田急線で新宿へ。 目指すは「ションベン横丁」。
16時過ぎとはいえ、最近、横丁流行なので店に入れるかなぁ~と心配しつつ、行きつけの「つるかめ食堂」。
ラッキーにも1テーブル空いてる。速攻テーブルを押さえました。300円のメニューを注文し、またまた乾杯!
80歳近い女将さんとしばし談話、和装が大好きとのこと。 お店の苦労話に何度もうなづいているうちに、山ちゃん夫妻、登場!
酒飲んでつまみ喰って、夫婦間の内緒話もでたところで店を退店。
せっかくなら、うなぎの「かぶと」にもいきたいなぁ~。
見ると、何と6人座れそう~。
最近来ていませんでしたが、親爺さん(弓道の達人です)が覚えていてくれて、団体は3人までのところ、6名を座らせてくれました。
「きんみや(ど焼酎)」に「梅エキス」、「うなぎの短冊」と「うなぎのヒレ」 串で喰ううなぎは美味い! 土方の焼酎も利きました~。
とは言え、長居は無用、15分で退店。大学生の高瀬君、横丁は初体験とのことで、嬉しい悲鳴を上げていました。
それなら悲鳴ついでにもう1軒。 トドメの「朝起ち(あさだち)」 ここは、正真正銘のゲテモノ喰いの店。
知る人しか入れません。
若親爺も顔を覚えていてくれて、「先生・先生!」とおだてます。
VIPルームへどうぞと、嬉しい気遣い。
店内は8人のお客で溢れ、身体を横にしないと進めません。
幅30センチの階段を上がり、無理やり接地した変形たて長のテーブルに6名が何とか着座。
2階VIPルームのオブジェは馬の子作り真最中のカラー写真です。壁一面の豪華版、まるで壁画。 真剣に取り組むお馬さんに全員深い感銘を覚えました。
さて注文は・・・
絶倫ドリンク「クコ酒」「黒豆酒」「ハブ酒」、「虎のペニス酒」は売り切れでした。
そして、おつまみの注文 「金玉の刺し身」「子宮の刺し身」「イモリの姿焼き」に(本当にこう記載されております)~これまた~利く~♂!山ちゃんだけ何で食べないの?
石原剣士の鼻が真っ赤っかです。鼻血?
今回は横丁の入門者初心者ばかりなのに、いきなりションベン横丁の超ディープな店を3軒もハシゴして・・・
さすが義仙会です、落ちこぼれはいませんでした。
来週の稽古は、さぞエネルギーに溢れていることでしょう。 身体が熱い!