義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2026年10月24日土曜日

令和8年10月22日 田宮流居合術 下目黒住区レク

 今週末、町田・芹ヶ谷公園にて行われる甲冑演武に向け、仕上げの稽古を行いました。
我々が日常の稽古で追求している技術の一つに、「相手に動きを悟らせない身体操作」があります。
これは単に動作を小さくしたり、速く動いたりすることではありません。動作の開始に先立って生じるこちらの意図や、次の動作を予測するための手掛かりを、できる限り相手に与えないという意味を持ちます。
一方、今回披露する甲冑組太刀の演武では、これとは異なる要求が生じます。
御観覧の皆様に攻防の展開や技の意味をより分かりやすく、楽しんでご覧いただけるよう、
動きは普段の稽古よりもダイナミックな「見せる動き」としています。





ですが、単に動作を大きくしているわけではありません。
間合い、攻撃の方向、受けの成立、攻防の転換といった組太刀としての理を崩さず、
その枠組みの中で動きを明瞭にし、演武としての迫力を加えています。
甲冑組太刀は、主太刀と受太刀の相互作用によって成立します。
そのため、普段は「見せない動き」を追求している者が、あえて「見せる動き」を研究することは、
自らの身体操作を別の方向から検証することにもなります。
相手が何を見て、何を手掛かりとしてこちらの動きを判断するのか。
互いの運動を観察し、相手が受け取る情報を考慮しながら自らの動作を制御するという点で、
これもまた重要な対人稽古です。





10月25日、町田・芹ヶ谷公園にて行われる勇壮な演武の数々を、ぜひご覧ください。


長塚 石原 藤沢 田中 バクチ 佐藤 古山 林 太田 大西 
記 / 佐藤