義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2023年12月12日火曜日

令和5年12月7日 田宮流居合術 青少年プラザ

具足洗熏允可式を控え、アレックス剣士が本科の短刀を所望。
刀剣はせ川の長谷川康治代表に名刀の数々をして頂きました。
いずれの短刀も拵え•本身とも素晴らしく喉から手が出ます。
アレックス剣士、400年前と謂れる至極の一振りを手に入れました。
良い相性の短刀があって良かったですね。

そして、しばし具足洗熏式の下浚いをおこないました。

さて、太田剣士所望の裏、虎乱之巻。
虎乱之巻は各流派のいう「裏(裏技)」であり、「表(表技)」を習得した者のみが
師匠の許しを得て裏の門をくぐることができるものであります……
さりとて、日本文化の特徴とも言える「裏」
…裏に関われるには相当な修練を積んだ者のみに与えられる一つの勲章ですが…… 
 伝承しておかねばその技は失伝してしまう。そういう意味でやらねばならないと。
自身、裏である虎乱之巻を知るためにどれほどの困難があったか…過去を思い出す次第。
一本目 刀合切。
技をどう行うかは表之巻で凡そ卒業という前提の下、「気勢」「心勢」「剣勢」「序破急」
「間」「敵対意識」などを修練します。
「かまし」における気勢と手の内、
静かに強く、強く柔らかい動きと気を以て技をおこないます。

共に頑張りましょう!

長塚 田中 バクチ 佐藤 古山 林 太田 大西
記 / 長塚