全日本田宮流居合術講習審査会
紀英館高橋館長のご尽力により恒例の横須賀諏訪小学校体育館にての開催です。
上席の挨拶のあと講習会。
田宮流居合術十四代の教本から抜粋した要点を受講者全員で稽古。
納刀…鐺(こじり)を下げない、鞘と刀身を合わせた後は鞘と同じ角度で刀身の納刀操作と鞘引き、序破急、
朽木折りなど…
教本の表現は理解しにくい、居合は己がそれを凡そ出来ていないと教えの内容を理解出来ない。
従って些細なことでも師範に質問し教えを願うコトがとても大切である。
14時審査開始、初段1名、四段4名、五段1名の受審。
やって来たこと、やろうとしていること、それぞれが緊張の中で己の成果を演武しました。
稽古を積んで成果が現れている者、まだまだ発展途上の者、残念ながら成果が出しきれなかった者。
審査は合格すれば良いというものではありません。合格に十分な点数で受かる人は稀なのです。
取り分け中段位以上は指導者に自らお願いし教えを頂かねば上達しません。己を空っぽにして指導者に教えを頂くことが肝要と教本にも書かれています。
「居合刀術は四段から」と言われています。
これからも共に昇華成長して参りましょう!
記 / 長塚