好天に恵まれ佳き允可式日和です。
11月に横須賀でおこなわれた審査会の段位允可式
四段以上は古式に則り具足洗熏の清祓いの後、允可状の授与をおこないました。
武士が戦さ場に参ずる際に武功を上げ無事に帰れるよう祈念する儀式…
各剣士が努力研鑽の後に掌中に収めた合格段位であり、これからの人生の山と谷を
無事に越えられるよう祈念し清め祓いました。
名人位範士十段允可式…紀英館道場高橋秀男館長 長く武術界にて活躍し研鑽努力を重ね
その実力と人格共に優れ功績多大であると理事長からの祝辞がありました。
その正義を通す生き方に敬意を表します。
今般の段位允可者のみならず、共に剣と己に恥じぬよう「剣禅一如」(剣の道は人の道)を通し
おごることない道を歩んで参りましょう!
式典の後は直会、御神酒を全員で拝戴し感謝しました。
さて、式典の後は忘年会兼アレックス士のフランス遊学壮行会。
各士、膳について一年の労をねぎらい完杯!
今年は剣術・砲術・諸芸の基礎固めの一年でした。そしてコロナ禍も明けて祭事(催事)も再開、
何かと奔走しましたがお陰様で果実を得ることが出来ました。
皆様、本当にお疲れ様でした。
記 / 長塚