義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2020年5月12日火曜日

令和2年5月12日オンライン居合稽古第6回

本日の講師は長塚です。
今日は「鞘放れ」について。
刀を抜くにおいて、鞘の鯉口から切先が離れ、敵に斬りつけるまでの
心得を解説しました。
①離れた瞬間を意識すること
②柄で斬り付け箇所と敵を意識的に攻めること
③刀身を平行移動の如くに回し込むこと
④左腕を主導として柄手を補助すること
⑤右柄手の手の内を利かせてしっかりと薬指小指で柄を握ること
⑥居合腰と理のある体勢で斬り付けること
以上、解説をもって稽古しました。
モノゴトは出来るようになって初めて理屈が分かるものですが、
分かろうとして稽古を積むことによって出来るようになるものです。
実理の陰陽ですね。

記 / 長塚