斬りと実践打突で名を馳せる戸山流誠斬会の主催です。
今年も町田市総合体育館にそうそうたる剣士・武道家が集まりました。
西洋剣などの異種武具や手裏剣などの投擲武器や蹴りなどの体術も使ってよしの本格的な攻防です。
開会式の冒頭、籏谷会長の挨拶「真剣による勝負と心得て、同時討ちは極力せねように!」との注意が飛びました。
早速、一列は戸山流、もう一列は他流の参加者で二列に並び3分毎に一列が一人づつ移動し総当たりです。第Ⅰクールは30分、3分を相手を変えて10回おこないます。稽古とはいえ、全て本気で重たく打ち込みあいます。打ち・斬る側は握力も体幹も大いに使い、体力が消耗します。日頃の各流派の特徴を試すのには本当に役に立ちます。使える技・使いにくい技・有効・非有効な技、本物を確認する良い機会です。恥ずかしながら身体がフラフラになりつつ…稽古会を終了しました。
初参加のアレックス士は簱谷先生直々に1対1の特別稽古をつけて頂きました。
続いては「試合」。今回は参加者がやや少なく、強豪揃いです。
いつもの強豪ベスト4、北京支部長の張氏も素早い動きで参戦し、
各士立派な戦いを務めました。
初参加のアレックス士は、稽古でいきなり前蹴りをもらうなど、
さぞ驚かれたことでしょう。
今野先生
長塚先生
相手の敬いながらの稽古や試合、こういう経験も大切です。他流の良き仲間たちと素晴らしい交流が図れました。
終了後の懇親会、ビールは……美味いにきまってます。
(「刀剣はたや」で偶然、田宮流伊勢原支部のエルダル士に会いました。懇親会では良き酒を酌み交わしました。)
今野 石原 二村 アレックス 馬場(サポート)
記/長塚