柄への手掛かり、刀の抜き方、斬り付け、握り方、
斬り付けた後の次の構えまでの操作…基本的操作の中にある奥深い操作を稽古しました。
指導において言葉の表現はとても難しい…
技が昇華すればするほど部位の使い方とその感覚が繊細となる。
中高段位剣士への指導において身体操法を言葉で表現すると身体を力強く使う表現の言葉ではなく
多分に感覚的な表現の言葉を多く使う。
例えば、握るではなく保持するとか、道具が身に付いた感覚で操作するとか、指で転がすようにとか、
マジックのようにとか、抽象的な伝え方となることが多い。
出来るだけ具体的に身体のどの部位をどの様に使うかを伝達する様に心掛け指導に努めて行きたい。
長塚 田中 バクチ 佐藤 林 大西
記 / 長塚