盛夏を過ぎたとはいえ28度…衣裳を着けると汗が滲みます。
武具諸具の運搬 演武場設営 行列準備と衣裳装着…
一連の作業の淀みない動きに回を重ねた熟練者たちの美しさを感じます。
12:00 行列スタート
品川宿場まつりは江戸期の東海道品川宿の往来を当時に想いを馳せて蘇らせます。
義仙会はお台場や鉄砲洲など砲術に所縁のある地名が残るここ品川の
「品川宿場まつり森重流砲術鉄砲隊」として毎年参加しています。
好天に恵まれ大勢の来場者で大賑わいでした。
15:30 演武場にて演武の開始。
先ずは義仙会田宮流居合術と甲冑兵法組太刀。
紋服姿のアレックス剣士と古山剣士。
三具姿の馬場剣士、藤沢剣士、後藤剣士、林剣士。
甲冑姿の長塚 石原 二村 佐藤の各武者。
徳川幕府所縁の位と美の剣術に観客の皆様から沢山の拍手を頂戴しました。
続いて竹翁舎柳生心眼流柔術剣術。
多田士 細淵士 中村士
気合を発する柔術と剣術の迫力に観客の皆さまの目が釘付けとなりました。
そして森重流砲術の演武。
火縄銃の説明・礼射の意味と演武・正確射法の各形・二段三段の形・回り掛かりと一斉の撃ち放しの解説と演武。
剣術 柔術 砲術…常連のお客様も数多く見受けられ労いと激励と感謝の言葉を頂きました。
いつも有難うございます。
最後に品川宿場まつりの実行委員会と関係者の皆様に感謝と御礼を申し述べさせて頂きます。義仙会の目的である伝統文化の伝承活動が行なえた充実感と共に品川の会場を後にしました。
義仙会田宮流居合術・甲冑組太刀と森重流砲術・竹翁舎柳生心眼流柔術剣術
記/長塚