はじめに姿勢の確認をおこないました。
卍型の足と上体の直立姿勢、そして対応力の高い緩めた筋肉、理合の一つです。
高度な理合性は田宮流居合の特徴です。
我らが身体で表現できるように頑張りましょう。
表の技1~5本の稽古の後、太刀合わせ、木刀に持ち替えて打ち合いました。
正確に目的箇所を打ち、正確に打たれようとする箇所を防御しないと
打たれて骨が腫れます。
「正面打ち」は打つところに相手がいます。
「左右回り順打ち」は袈裟切りで斬ろうとしたところには既に相手はいません。
我の袈裟切りの刀は相手の移動により体躯のサイドに入っていき、
そして相手の防御の刀身に阻まれます。
形よりも組太刀は、より一層動きに「律」が求められます。
「律」を習熟した後に、「律」に縛られずに身体を解放すると、
動きに何十倍もの「自由」と「速さ」をもって動けるようになります。
一つひとつ稽古して身に付けていきましょう。
所 石原 二村 馬場 ガブリエル ロジャー 田中 北田 山野
フィリップ 須永 後藤 宮久 (客人:マイク)
<記:長塚>