本日の基本稽古
(1)「刀の止め方(手の内)」
斬る位置をしっかりと認識して刀身を走らせ、骨関節を利用して掌を絞り、振り下ろした刀身を正確に止めること
(2)「運足」
足の真っ直ぐ加減は自分の感覚と他人から見た状態とは異なることを認識し、足甲を真っ直ぐにする感覚を養うこと
(3)「刃筋」
袈裟斬りで振り下ろした時に刀身が円を描かないように面をトレースする感覚で直線に振ること、刃の鎬面を斬り方向に正確に合わせること
技を一つひとつ身につけるためには、身体へ相当な神経を使います。
その微細な感覚を使うことが平気いつでも出来るようになって、ようやく剣士への道が開けます。
先輩の上達のために、犠牲となって斬られる後輩会士がでることは仕方の無いことです・・・。
<長塚>