義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2025年7月13日日曜日

令和7年7月11日 田宮流居合術 下目黒住区レクホール

「逃げ身」と「松風」の稽古
先ずは教書黒本に従う。
「逃げ身の左の敵」…3歩目で水平斬り。
「松風の左の敵」…5歩目を半歩踏んで左足を1歩引いて水平斬り。
どちらも歩の進めは早めなので演武に入る前の心勢が大切である。
敵に気負い過ぎず硬くならず自然に斬る、鞘引き•鞘放れ•斬り付けは既に習いの如し  正確に行わねばならない。

記 / 長塚

2025年7月11日金曜日

令和7年7月6日 華茶斬り 目黒武器庫


(今月の花材:ディアボロ、グラジオラス、クリスマスローズ、エキナセア、ヨツバヒヨドリ)














最近の定番となりつつあるこの盛りだくさん稽古。
時間のある剣士は午前中から斬り稽古に励みます。
午後から組は適宜藁巻きを開始。
軽く昼食をとったら13時からは生花稽古です。
毎月お花屋さんから届く花材に皆わくわくしていますが、今月も難しいお題をいただきました!
「ディアボロ」火縄銃よりも長く佐藤士の身長ほどもあるこの花材をどう生かすか、思案のしどころです。
7月ということで花材も色鮮やかで随分夏らしいものとなりました。
毎月思うことですが、花器の違いはあれど花材は皆同じ、その中でまったく異なる結果となることに驚きと発見、学びがあります。生花楽しいですね。
今月も皆の悩みながらも楽しんだ結果が見事に表現された作品が並びました。

続いてお茶稽古。
フランスから一時帰国中のバクチ士は久しぶりの参加ですが基本はできていました。
どうやらフランスでも動画を見ながらやっていたそうです。さすが!ですね。
そして今回茶釜も揃えたいそうで先生と相談していました。

同時に斬り稽古も進めています。5月の大会に参加している剣士はさらに精度をあげるために何度も何度も同じ方向へ斬る稽古をお互いに見合いアドバイスしながら続けています。こういった地道な稽古がいずれ実を結ぶことは皆身をもって知っています。
バクチ士はこちらも久しぶりの参戦、斬り上げも斬れていました。素晴らしい!

長塚 バクチ 佐藤 林 太田
記 / 林

2025年7月9日水曜日

令和7年7月3日 田宮流居合術 下目黒住区レクホール

 本日は20:30から一時帰国したアレックス殿の歓迎会。
素振りの指導、正しく斬り付け正しく斬り裂きそのまま納めること。
虎乱之巻は激しい動きであっても体勢を崩さずに的確に操作動くこと。
20時に稽古を終えて歓迎会会場の「海幸」に向かいました。


長塚 石原 藤沢 田中 バクチ 佐藤 古山 林 太田 大西
記 / 長塚

2025年6月21日土曜日

令和7年6月19日 田宮流居合術 下目黒住区レクホール

 上段の構えから敵の頭部斬り付け真向斬り…構えから一直線が最短距離、斬り付ける直前がトップスピードとなり斬り付けた時には我の切先と我とが最遠距離にあること。腕の動きの流れに任せて腕の長さ分だけ斬り込んで刀身を床とぽぽ平行にして斬り納める。
上達のステップとして形の稽古を教書に記載の通りに忠実におこなう時期を卒業したら次の動きへつながる気配•目線•動きをもって次の動きの導入部分を研究しておこなうように努めること。
もっと上級であれば形の動きの途中で敵が斬りかかってきた状況を想像しどんなに形の動きの途中でも我の態勢を崩すことなく敵にいつでも切先を飛ばせるようになることが肝要である。
これらは教書に文字として表現しづらい奥義である。それらが出来て高段者となる。






長塚 石原 藤沢 林 太田 大西
 / 長塚

2025年5月31日土曜日

令和7年5月25日 日本古武道文化学会 群馬県富岡市貫前神社

 演武者6名は前日5/24土曜日17時に高崎駅へ集合、レンタカーにて富岡市入り。
前夜祭の会場である来灯(らいひ)に到着。「かんぱーい!」の発声のもと杯が干されて大盛り上がり、酒が無くなるほどの大宴会、明日はお互いに佳き演武が奉納出来るよう三三七拍子でお開きとなりました。





翌朝は雨もスッカリ上がり青空。







社殿にて参加者全員と古武術の安全を祈願して頂きました。


そしていよいよ演武会の開始。
祓いの儀の後、二十数流派が次第の順に演武を奉納。
義仙会は森重流砲術を演者5名太鼓役1名にて参戦。


神前拝礼 カルカ台 畳備え 沼撃ち 鶴翼備え 魚鱗備え 振り火縄 神前拝礼…  無事に佳き演武を奉納させて頂きました。













田宮流居合術は演者6名にて居合の形を2本ずつと二人立ちと組居合を奉納させて頂きました。















今年は3月の浅草大会からスタートし4回目の集団演武となります。隊列を作り陣を構え弾を放ち…日頃の修練が実った演武を奉納出来ました。
岩井会長、渋川先生ほか参加団体関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。





高崎駅でレンタカーを返却後は朝鮮飯店で焼き肉!
無事に演武を終えた安堵感もあり大いに盛り上がりました。




記 / 長塚