12月師走は何かと忙しく稽古参加者が少ないのも例年の通りです。
参加者が少ない時には操刀操体とも細かな操作の指導が出来ます。
微なり細なる操作はコツと言えるもので、コツは奥義や秘伝と言えるものです。
切先の鞘放れの位置を確保するための柄手の使い方、鞘放れをした時から斬り付け終わり迄正確に一面を作って斬り終えるための右柄手の手の内指の使い方、腰に帯びた鞘の角度に納刀すること…など
頭が痺れるほど集中しないと上手くいきません。
最後は「夜嵐」を教書に従い稽古しました。
長塚 林 太田 大西
記 / 長塚