いつもの稽古場を飛び出して
池上梅園内の聴雨庵でお茶稽古。
まずは、みんなで手分けして、準備。
水屋にはお茶碗がならび、炉には炭がくべられ、
師匠がお花を飾ってくださいます。
準備ができたところで、食事のためいったん園外へ。
(コロナのため室内での食事はNG)
戻ってきてから、お濃茶、お薄茶と各2名づつ、
緊張な面持ち、動きに少しとまどいつつも、お点前開始。
師匠からよくできました!のお言葉をいただき、
一同、ホッとしました。
また他には、いつもの和室では学べないことを
学ぶ良い機会となりました。
亭主の立場としては、
炉の位置から、お客様をどのように迎え、
おもてなしをするかを思考すること、
お客の立場としては、
腰掛け待合からつくばいでのお清め、
にじりくちからの入室、
和室のしつらえを拝見することなどを、体験しました。
茶室はさまざまで、おもてなしの心に、
臨機応変さとセンスが求められます。
外に飛び出しての稽古は新鮮です。
これからも、いろんな茶室での稽古を
積むことができたらいいなぁと思います。
今野 長塚 藤沢 福井 古山 林 太田
記 / 藤沢