雲一つない素晴らしい日本晴れの秋空。
全日本田宮流居合道連盟主催の全体昇段審査会が行われました。
次第に則り、午前中は講習会、審査科目である始礼と稲妻、
押し抜き、除け身、回り掛かり、胸の刀、終礼について、
長塚講師と高橋講師から指導がありました。
参加者の皆さんは熱心に聞き、実技稽古に活かそうとしている様子が伺えました。
審査会。
今年は筆記試験に代えて妻木正麟第14代田宮流(紀州伝)宗家の
著書を参加者にて読み合いました。
古田宮流の田宮家の有名な史実知っておくことは古武術家にとって必要なことです。
実技審査の開始。
一級
初段
二段
三段
五段
各受審者は審査会独特の雰囲気の中で凛として演武をおこなっていました。
審査会終了。
各審査員からの総評は「全体として動きがかたいこと」
「稽古を怠たることなくしっかりと技を身につけること」の指摘がありました。
コロナ禍の影響で参加できなかった剣士も多い中、
コロナルールを遵守して厳格に審査会が行えたことに
関係各位に感謝申し上げます。
記 / 長塚