直々に稽古をつけて頂きました。
まず、基本的な火縄銃の持ち方を個別に指導して頂きました。
徹底的に稽古しました。
火縄は「押しこむのではなく、引いて挟む」という事が大事です。
宗家自ら各人の火ばさみの調整をして頂き、「火縄の持ち方」
「指のかたち」「付けた火縄の長さ」を何度も繰り返し、
指先に憶え込ませました。
最初は一列になって順番に放つ、「釣瓶」という撃ち方。
何でもないような撃ち方ですが、実際やってみると全員が同じ間合いを
取ることは大変難しい事がわかります。
きれいに揃った時は、皆の顔がほころびます。
前後の間隔を一定に、動きながら、火薬装填、口薬装填、火縄を付けて
順番に放ちます。なかなか納得できるまでには至りませんが、
島津宗家のもと、本日は集中して稽古ができました。
演武本番が待ち遠しくなりました。
島津宗家、長塚、設楽、石原、二村、佐藤、林、藤沢
記/石原