義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2024年11月30日土曜日

令和6年11月28日 田宮流居合術 中目黒青少年プラザ

 全日本田宮流居合道連盟においては十四代妻木正麟宗家の著した「田宮流居合」を教書とします。
紀英館高橋館長から教書「田宮流居合」の技に統一すべきとの強い要請があり改めて見直しました。
講習会でおこなった虎乱之巻の一本目刀合切から七本目松風までを稽古参加者にて確認し合いました。
各剣士から積極的な発言があり有意義に技の確認がおこなわれとても良い勉強会となりました。
次回からも教書に基づき変化した技の修正をおこなっていきたいと思います。



長塚 石原 田中 佐藤 古山 林 太田
記 / 長塚

令和6年11月26日 森重流砲術 中目黒プラザ

 砲士が集合するまでの間、幹部会議を実施。来年のスケジュールなどを確認しました。
古山砲士は初めて用具をフルセットで持参しての稽古です。


砲術は古式銃を用い火薬を使用し弾を飛ばして敵を殺傷破壊し攻撃する遠戦武術です。
居合刀術と大きく違うところは火薬を使用し弾を飛ばすこと。
火薬に火が入れば燃焼します。
「銃」と「火」の取り扱いに神経を使い兎にも角にも操作に慣れることが肝要です。
林砲士の指導の下で基本の立放しを何度も繰り返しました。



 長塚 林 石原 古山
記 / 長塚

令和6年11月24日 全日本田宮流居合道連盟 田宮流居合術 横須賀諏訪小学校体育館

 雲ひとつない秋晴れの中、剣士各位が会場に集合。
13時  全員整列。



上席長塚理事長と高橋副理事長からの挨拶のあと全体講習会の開始。

受審者2名は藤沢講師の下で刀礼と1〜5本の基本技を繰り返しました。
審査直前での履習は受審の緊張を和らげてくれます。



 
高橋先生の提案により虎乱之巻の技を統一するため1本目刀合切から確認と協議をおこないました。教本(黒本)に基づき研究し統一しました。
時間の関係で1本目から7本目松風までとなりました。
8本目からは今後機会を見て統一の協議を進めていきます。



田宮流居合術の審査開始…
凛とした空気の中…


二段の審査…




三段の審査…




大きな滞りもなく審査を終えました。
続いて晃垓流詩吟の審査…


受審者2名…





初めての受審、大きな体育館、たくさんの聴衆という中で稽古の成果が出たものと思われます。
…休憩時間を挟んで合格発表…


居合二段 三段  合格!
詩吟初段 二段  合格!
大きな失敗もなく全員合格でした。


実り多き講習会、審査会となり無事閉会。

引き続き努力怠ることなく健康に留意し人生を進めて行きましょう。



記 / 長塚

令和6年11月23日 鳴物 詩吟 茶稽古 中目黒プラザ

 11:00詩吟の稽古。明日11/24は審査会、最終の仕上げ…音程と延ばし、節回し…  稽古をはじめて半年強、各士の努力の深浅•長短の違いが散見されますがなかなかの仕上がりです。明日の審査会の健闘を祈ります。

午後の茶稽古は3人同時に稽古。見るより慣れろ!です。


今回も林さんが美しく美味しい茶菓子を用意してくれました。いつも尽して頂き感謝です。



茶稽古の後…紅葉を愛でに神宮外苑へ。途中、徳川家縁の梅窓院で竹の道を歩きつつ銀杏並木へ。かなりな人で溢れていましたが黄金色に輝く銀杏並木は凛として立派で今年の義仙会士を彷彿とさせました。





青山通りの裏街道を初めて歩きたくさんの小さな発見…休息のため青山のパンカフェ店でケーキセットとクロワッサン…しばし休息、そして渋谷駅で解散。
楽しいミニ逍遥となりました。



長塚 古山 林 太田
記 / 長塚

令和6年11月19日 田宮流居合術 プラザ1レク

 剣士 砲士の皆様のおかげで大鳥神社•靖国神社•明治神宮•町田時代祭りと2ヶ月の間に4つの祭事を円滑かつ素晴らしく演武を納めることが出来ました。
各士の人生には必ずや佳きことがたくさん起こるでしょう。
柄頭と抜き出し方向、鞘離れを稽古、様々な稽古が果実を積み重ねます。




いよいよ今週末となった審査会。受審者は何度も繰り返し形をおこなっていました。




長塚 石原 田中 佐藤 林 太田 大西
記  長塚

2024年11月18日月曜日

令和6年11月14日 森重流砲術 武器庫

 久しぶりに武器庫での砲術稽古。
古山砲士は先輩砲士の指導の下で基本の七箇条の形を稽古。
まだ銃身を外していない火縄銃を分解し機能について勉強しました。
そして、森重流砲術のバイブルの一つ「合武三島流船戦要法」を音読して成り立ちについて知識を深めました。
次回も続きを音読します。勉強になります。


長塚 林 石原 古山
記 / 長塚

令和6年11月12日 田宮流居合術 プラザ1レク

 催事が終わった後の稽古は参加者が少人数となります。
少人数でなければなかなか出来ない「微に入り細を穿つ」心体の操作を稽古。
抜き出した刀身に即座にスピードと威力をつけるため…掌と腕と肩と体幹の同調を詳細に稽古。細かな身体操法は一つひとつ確認しつつ行わなければなりません。
グリップを意識的に使いより強く握り切先を走らす。
居合の形は達し切れない深い心体の動きを感じます。




長塚 林 太田 大西
記 / 長塚

令和6年11月4日 町田時代祭り 森重流砲術 町田芹が谷公園

 朝8時前、町田市芹が谷公園の火縄銃監視隊と浄運寺支度隊に分かれてそれぞれの役割を決行。
その後総員芹が谷公園に集合し現場にて演武の下浚いをおこない動き方と配置位置の確認を実施、
わずかな時間ではあれ各隊員真剣にイメージを焼き付けていました。
再び持ち場に戻り、町田市長をはじめとする時代行列参加者に装束の着付け、
弓馬隊にて重鎮の騎乗を確認して行列を設え、予定の11時に陣貝と太鼓をもって「出陣!」の発声。
時代装束に身を包んだ武者達100名が動き出しました。







1時間の後、センターステージである芹が谷公園に到着、


アナウンサーの紹介の中それぞれが堂々と行進しました。


主催者•参加者の紹介セレモニーの後、演武の開始。

はじめに森重流砲術と田宮流居合術太刀態三種甲冑剣術・・・
昨日の明治神宮大会に続いての演武、各隊士は長さ約60mの戦陣に間隔良く配置し
見事な攻撃を仕掛けて勝利を納めました。






砲術は然り、入り身の形、太刀態三種と甲冑剣術・・・ 実戦さながらの勇壮な演武に観客の皆様から大きな拍手を頂戴しました。




続く古伝柔術柳生心眼流の演武の間に甲冑を落とし流鏑馬諸役を行なうために直垂装束に着替えました。
戸山流弓馬会と共に天長地久の儀•馬場改め•奉行役と備え•的役•凱陣の式・・・  一連の流鏑馬行事を滞りなく納めました。



今年はたくさんの稽古時間を下浚いに割いたことで精度の高い演武を披露することが出来、
充実感に満ちた気持ちで心地よく会場を去りました。

記 / 長塚
写真提供:加藤綾子