あと10日間ほどに迫った田宮流居合術昇段審査、初段は基本中の基本の定めをしっかりと守るように。
立ち姿勢でのつま先の向き、足の左右幅、足の前後幅、前膝の保持…など
上位段の保持者は小さな一つの動きにも必ず起承転結があることをよく理解し操作をすること。
例えば…斬り付けの起承転結
〔斬り始め(起)→斬り掛かり(承)→斬り付け(転)→斬り納め(結)〕
斬り始め→鞘放れから軌道を描きつつ小指薬指を締めて握り込み始める
斬り掛かり→切先を獲物に向けてトップスピードへ
斬り付け→柄を正確に強く握り斬り手で定めた箇所を斬り終える
斬り納め→力を解き人差し指中指の
骨法で定めの位置で刀を納める
奥深く、長い道のり…一つひとつ身に付けて歩いて行きましょう。
允可状授与式を執り行いました。
おめでとうございます!長塚 石原 藤沢 林 近藤 太田 稲上
記 / 長塚