久々の逍遥は、夏着物で、かつて江戸時代の城下町として栄えた川越へ。
お天気は、雨の降りそうな曇り空…でも何とかもちそうな感じです。
西武新宿線で新宿から出発。
現地待ち合わせのメンバーと合流し、早速、蔵の街 メインストリートへ歩き出します。
和菓子屋さんで見つけた「水無月」
京都では、6月末日の行事「夏越の祓え」の際に食べる有名なお菓子なんだそう。
半年の穢れを払い、残り半年の無病息災を願います。
また、この時期の夏バテを予防するために氷を食べていた時代、氷は庶民では
買えない高価なものだったので、氷に見立てたういろうと邪気を払う小豆で
代替えで食されていたものでもあったようです。数日早く…美味しくいただきました。
そして川越といえば…時の鐘
和服で歩く姿は、この風景にピタッとはまっています。
散策し、お腹もすいてきたのか、ふらっとお漬け物やさんへ…。
試食したお漬け物は、程よい塩加減で美味しく、各自お買物を済ませ、
お昼をいただきに路地裏のお蕎麦やさんへ。
川越城中ノ門塀跡
本丸方向への敵の侵入を阻むために、巧みに配された塀で、塀と塀の間に
かつて中ノ門があり、残されている絵図では二階建ての立派な櫓門だったようです。
構築当初の勾配で復元されているのだそう。
川越城本丸御殿
太田道真・道灌親子によって築かれたと言われており、現存の建物は、
1848年(嘉永元年)に建てられたもので、玄関、大広間、家老詰所などが残されています。
縁側でしばしゆるり…。
お部屋で、何やら地図を見ながら密談中のようですが、少しお邪魔して
まぎれこんでみました(笑)。
今回散策できなかった喜多院、菓子屋横丁など、また次回の楽しみ…にして
家路へ。
記 / 藤沢