八王子流鏑馬(第4回)は戸山流弓馬会と義仙会 共に初めての参加です。
前日の雨中での走路作りは予定されたコースに障害物があり、的間を5mも短くしての敷設となりました。
明けて本番。
晴天、この地特有の風もほとんどなく、野外イベントには絶好の天気です。
午前11時、義仙会の所剣士、石原剣士、馬場剣士、藤沢剣士、アレックス剣士、佐藤剣士、 林剣士
そして 負傷中の長塚による田宮流居合の開始。
中央に敷かれた10畳の畳の演武場を取り囲むようにキッチンカーとたくさんの観客の皆様。
田宮流の各伝系の中、紀州伝田宮流の道統を長塚にて説明、全員一礼の後、二人立ち演武、組み居合、太刀態、所先生による一人立ちの演武、そして女史組みによる剣舞をおこないました。
大きく振るために技を正確におこなってきた稽古が実り、不安定な動く畳の上でも まさに「位の田宮」を実践しました。
続いては 剣舞、詩的な盛り上がりのある曲にのって、田宮流の技を随所に取り込んだ舞はいつも満場の観客の皆様を感動させます。
大きな拍手とたくさんのカメラのシャッター、会場の目を舞台に惹きつけました。
11:00戸山流弓馬会による馬上武芸、義仙会の林舞士の指導による四騎での馬上舞 「美しい!」「華やか!」の声が。
続いては「母衣武者と薙刀女武者」による邪気祓い、「真剣太刀武者二名」による巻きゴザ斬り。
映像の世界でしか見ることのないシーンが眼前で繰り広げられ、観客の皆様はため息の連続でした。
その後、武者行列、神職によるお祓いの後、三的での流鏑馬がおこなわれ、「第四回八王子流鏑馬」を華々しく盛り上げ 楽しい充実した催事に貢献しました。
皆様 ご苦労様でした。
記/長塚