義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2025年10月20日月曜日

〈令和7年10月16日 田宮流居合術 下目黒住区レクホール〉

柄への手の掛け方(刀身の抜き出し)

先ず両腕を脇に垂らす
両肘を柄に触れる角度に曲げる
一の腕の骨にほぼ真っ直ぐに延びた手の甲と掌の角度を保持して右手掌の小指 薬指 親指と柄を巻くように掛ける 絶対に余分な動きはしないこと
親指と小指で柄を抜くに最少の力で柄を挟んで鞘方向に抜き出す
左手は栗形から鯉口の鞘峰をなぞる様に柔らかく掌を滑らせて最少の力で鐔を押して刀のハバキを押し抜く
決して柄を垂直に握り直さないこと



長塚、藤沢、佐藤、林、太田、大西、石原

記 長塚 

〈令和7年10月14日 森重流砲術 武器庫〉

改めて森重流砲術の来歴を輪読しました。
先代島津八代宗家から聞いた七代森重民造宗家の話を交えて話しました。数十年の時はあっという間に過ぎてしまいます。

9/28大阪エキスポでの集団演武を再度確認し、より精度の高い攻撃性とするため技と動きを稽古しました。
来る11/3明治神宮大会でおこなう力縄の技を古山砲士が一層円滑に行えるよう全員でサポートしましょう!

長塚、石原、林、佐藤、藤沢、古山

記 長塚


〈令和7年10月12日 華茶 武器庫〉

 茶古山茶頭 大西 長塚

古山茶頭にて水屋の準備 大西さんが健気な手助けで茶釜と茶道具の準備が完了 とても良い柔らかな雰囲気で稽古を終えました。



佐藤 太田まま

大木が入ってました。お花屋さんからの挑戦です。
佐藤殿の芸術的センスは今回の生け花にも佐藤アートが花咲いておりました。
太田ままは草月流を納めた生け花経験者。流派の理にかなった一投一投が花器に映えます。流石です。



茶稽古の脇に花器が並び和事の稽古が華やかになりました。


とても良い空間と時間心が和みます。

記 長塚

〈令和7年10月9日 田宮流居合術 下目黒住区レクホール〉

 「律」

無駄な動きはしない
動きを止めない、そのために動きの角を取る
構えたらスグに斬る
動きの中に静(静止)を作る
(静止)の中に動を作る
心勢 気勢 体勢 剣勢
序破急
一つひとつゆっくりと積み重ねて行きましょう!



長塚、藤沢、佐藤、林、太田、大西、石原

記 長塚


2025年10月19日日曜日

〈令和7年10月3日 田宮流居合術 下目黒住区レクホール〉

 

斬り下ろし
頭上天中の位置にしっかりと構える。
刀身を必ず構えた位置から斬り付け位置まで初速を与えて(骨法)
斬り付け、その後も澱むことなく一気に帯の下辺りまで刀身を走らせて斬り納める。
掌の肉部分が動く程度に掌を絞り込む。
切先は床との平行より少し上を向いて斬り納める。
以上を繰り返して考えずとも出来るようになるまて稽古をすること。


長塚、田中、藤沢、佐藤、林、太田、大西、石原

記 長塚

〈令和7年9月28日 森重流砲術 大阪EXPO演武道中記 フェスティバルステーション〉

 大阪EXPOにて「森重流砲術」の演武を披露しました。



所属する日本古武道振興会から約50流派の演武披露。

厳しい入場セキュリティチェックが実施され武具やキャリーケースは全て事前申請。飛行機か!事前申請をしていない武器になりえそうな長い物など持ち込めません。我が森重流砲術の出番は15:46

…ということで早朝に大阪城にお出かけました。  1時間30分ほど待たされて日本銃砲史学会の推薦する大阪城内の特別公開中の多聞櫓と火薬庫である焔焼櫓を見学しました。 笠木狭間から火縄銃を構えて高尚な城にしかない狭間の有効性の高さを確認。焔焼蔵では過去に84tの火薬が落雷で爆発した様を想像し火薬のエネルギーを再確認しました。


さて12:30の集合時間にバタバタと駆け付けてEXPO内のフェスティバルステーションに到着!



14:20各代表の集合写真撮影が終わり予定時刻を押して森重流砲術の出番。砲士入場し舞台上に整列。スポットライトが眩しく気持ち良い。

兼ねて錬磨した演武技の開始。

一同礼! 

カルカ台の形!

武者台放しの形!

 城下城上放しの形!

雁行箙の形一斉放し!

整列! 一同礼!                                                                                                                                                      流れる様な砲士の動きに有り難い賞賛を頂戴しました。

「演武は戦だと思え!」と先代八代島津(森重)兼治の檄が聞こえ砲士の身を震い立たせました。

大阪冬の陣夏の陣、大阪港から大阪城へ熾烈な戦が繰り広げられたこの地、大阪城も徳川の威信が随所に見られました。徳川将軍と関わりの深い森重流砲術は2025年巳年大阪EXPOの合戦を見事に戦い勝利を納めました。


各砲士誇らしげに足を踏みしめて会場を後にしました。

演武:長塚、石原、林、佐藤、藤沢                         サポート:太田

記 /長塚