義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2023年10月9日月曜日

森重流砲術 九代長塚正晃兼次 襲名「名乗り授与式」 令和4年8月20日 於:町田道場

森重流砲術 九代長塚正晃襲名式が
戸山流籏谷嘉辰会長の主導のもと名乗り授与式が古式作法に則り執り行われました。
島津兼治 八代宗家を中心に籏谷嘉辰先生 補佐役に長谷川康治先生  
進行役に住田嘉興先生  そして見届役に榊和夫先生 日置嘉龍先生 岩井虎伯先生(予定輻輳により欠席)の
錚々たる各界のトップの見届けにてはじまりました。
住田進行役の発声により古式具足洗薫の儀式、部屋に薫香が立ち込め結界が結ばれ神々が降臨、
具足に代わる羽織と短刀を香炉から立ち上がる薫煙にて清めました。
そして八代島津兼治宗家によって継承の允可状と名乗り状に押印され読み上げられた後、
各証文が薫煙にて清められ結了しました。
八代島津兼治宗家から森重流砲術九代長塚正晃に島津兼治の次ぎを継ぐ者として
「兼次(かねつぐ)」との説明があり名乗り状を拝受致しました。
長塚正晃兼次…  改めて身を引き締め今後も当流の研究研鑽と継承に努め門下後進たちを大切に
育成して参ろうと心中深く誓った次第です。
厳かなる式典の後、御神酒での直会、ご臨席賜わった御重鎮の皆々様と笑顔での会食となりました。
八代島津兼治宗家と奥様の治子先生には体調の厳しい中で継承式を執り行って頂きました。
籏谷嘉辰先生には古式名乗り授与式を主導頂きました。
天皇陛下並びにアメリカ大統領の面前で流鏑馬の御前演武を披露してきた榊和夫先生と
戸山流英信流の名人格を保有する日置嘉龍先生に立会いを賜りました。
式典の開催に関わって頂いた各先生方、戸山流弓馬会の皆様、我が森重流砲術の門下の皆様、
皆々様にたくさんのご厚情とご尽力を賜り誠に有難うございました。
心より御礼申し上げます。

記 / 森重流砲術  九代長塚正晃兼次