5月19日、サン町田旭体育館に於いて全日本戸山流居合道連盟全国大会が開催され、
昨年に引き続き義仙会から田中、佐藤、太田の三剣士が参戦して参りました。
それぞれが昨年より一つ上の成績、三回戦進出を目指して臨んだ本大会でしたが、
田中剣士が小太刀の部で二回戦に進んだ以外はすべて初戦敗退という悔しい結果となってしまいました。
ただそのなかでも太田剣士が土壇の部で昨年を上回る1.4という好成績を残し、
来年以降の入賞へと繋がる光明を見出せたのは大きな収穫だったと思います。
初挑戦の佐藤剣士も0.8と健闘しました。
最終競技の団体戦は相手チームのミスもあり、有利に展開できる状況だったのですが・・・
流れを捉えきることができず、無念の敗退となってしまいました。
競技を終えた各人のコメントです。
先鋒/太田剣士
相手が先に失敗していたので山残しを恐れた贅沢斬りでした。狙った所を斬ることを課題として、
自信を持って挑める様に精進します。
中堅/佐藤剣士
上手くいかなかった時の運動イメージがそのまま技の形として顕れてしまった斬りでした。
大将/田中剣士
チップでも互角かやや優勢かという状況で「斬りたい」欲が勝ってしまいました。
戦況を読んで冷静な対処ができるように心がけます。
残念ながら目標としていた成績には届きませんでしたが、この経験が来年大きな実りとなることを
期待してまた稽古に励みましょう!
今回も大会参加の貴重な機会をいただきました籏谷会長、 全日本戸山流居合道連盟、
誠斬会の皆様に厚く御礼申し上げます。誠に有り難うございました。
記 / 田中