大阪EXPOにて「森重流砲術」の演武を披露しました。
厳しい入場セキュリティチェックが実施され武具やキャリーケースは全て事前申請。飛行機か!事前申請をしていない武器になりえそうな長い物など持ち込めません。我が森重流砲術の出番は15:46。
…ということで早朝に大阪城にお出かけました。 1時間30分ほど待たされて日本銃砲史学会の推薦する大阪城内の特別公開中の多聞櫓と火薬庫である焔焼櫓を見学しました。 笠木狭間から火縄銃を構えて高尚な城にしかない狭間の有効性の高さを確認。焔焼蔵では過去に84tの火薬が落雷で爆発した様を想像し火薬のエネルギーを再確認しました。
さて12:30の集合時間にバタバタと駆け付けてEXPO内のフェスティバルステーションに到着!
兼ねて錬磨した演武技の開始。
一同礼!
カルカ台の形!
武者台放しの形!
整列! 一同礼! 流れる様な砲士の動きに有り難い賞賛を頂戴しました。
「演武は戦だと思え!」と先代八代島津(森重)兼治の檄が聞こえ砲士の身を震い立たせました。
大阪冬の陣夏の陣、大阪港から大阪城へ熾烈な戦が繰り広げられたこの地、大阪城も徳川の威信が随所に見られました。徳川将軍と関わりの深い森重流砲術は2025年巳年大阪EXPOの合戦を見事に戦い勝利を納めました。
演武:長塚、石原、林、佐藤、藤沢 サポート:太田
記 /長塚












