2024年6月13日木曜日

令和6年6月11日 田宮流居合術 中目黒青少年プラザ

修正点の指摘と修正を稽古…
「納刀時の自分で気付かない右腕の突っ張り」…  これは気張りと決めポーズの癖によって起こるのではないか、もちろん意識さえすれば難しい修正ではない。納刀は気を収束させて(気を落ち着かせる)いつでも反撃が出来るよう残心の気をもって納刀を終えることが肝要で、そのため息を僅かに吐きつつ肩の力を抜きつつ腕を畳み身体は柔らかく気は強く敵と周囲に気を配り身体を真っ直ぐにして刀を納めるのである。
柄の握り手の角度なども工夫し修正せねばならない。これも正しい居合のための微と細なる部分の一つ。
一つひとつの身体の律が正しければ腕を突っ張って納刀を終えることなどは出来ないはずなのである。
一点一点一ヶ所一ヶ所地味に正しくしていくことが肝要であるから指摘を受けた箇所は直ぐに稽古して身に付けないと次の稽古時にまた正しいとは言い切れない納刀をすることになってしまう。
「努力は他人の為ならず」…上格の技者となるために!





長塚 石原 藤沢 田中 古山 林 太田 大西
記 / 長塚